なかけんのミニサイト講座

ミニサイトのテーマを決めよう

ここでは、ミニサイトのテーマについて見ていきます。テーマを決めるためのヒントも見ていきます。

目次

ミニサイトのテーマを決めるときのポイント

ミニサイトとは、小規模な完結型サイトのことです。ミニサイトを作るには、ある限られたテーマをもとに、記事を書いていくことになります。

ミニサイトのテーマを決めるときに注意しないといけないことは、テーマは大きすぎても小さすぎてもダメという点です。

大きすぎると、サイトのページ数が膨らんで大規模になってしまいます。もしくは、1つ1つのページが薄くなってしまい、読んでも価値のないサイトになってしまうかもしれません。

逆に、テーマがニッチ過ぎると、対象者がいなくて、アクセスがぜんぜん集まらないかもしれません。

また、テーマを決めても、記事が書けなければ意味がありません

あまり詳しくないことについて、調べながら記事を書くと時間がすごくかかってしまいます。できれば、テーマを決める今の段階で、ある程度、記事が書けることをテーマにしたほうがいいでしょう。

サイトを更新し続けないといけないテーマもやめておいた方がいいです。

新しい話題がどんどん出てくるようなテーマを扱うと、記事を書き続けないといけません。そうしないとサイトの存在価値がなくなってしまいます。しかし、そういうテーマは、ブログでやるべきです。ミニサイトでやるべきことではないでしょう。

ミニサイトは完結型である点がいいので、数年くらいは新しい話題が出てこないようなテーマを設定したほうがいいです。

テーマを決めるときのポイント
  • 大きすぎても小さすぎてもダメ
  • 今の段階で記事が書けるものにする
  • 数年は新しい話題が出てこないものにする

ミニサイトのテーマ設定の切り口

ミニサイトのテーマはどうあるべきかを書きましたが、具体的にどのようにテーマを設定すればいいでしょうか。

すでに思い浮かんでいるテーマがあるならいいのですが、これからテーマを探す人もいるでしょう。その場合は、次のような切り口でテーマを探すと、見つけやすいかもしれません。

ミニサイトのテーマ設定の切り口
  • 自分が詳しいことを書く
  • 自分が調べたことを書く
  • 自分が始めたことを書く
  • 自分が書いたことを書く

これらの切り口について、以下では詳しく見ていきます。

自分が詳しいことを書く

まずは、自分がすでに詳しい分野のことを書く、という方針です。

そこまで専門的な内容である必要はありません。それに、自分が詳しい一部分だけにしぼって書く、ということもできます。

例えば、僕は WordPress でサイトを更新したり、HTML や CSS を編集したりできるのですが、だからと言って、HTML 全般や WordPress 全般を扱うサイトを作るのは大変です。規模が大きくなりすぎます。

しかし、「ミニサイトの作り方」というようにしぼれば、適当なボリュームでサイトを作ることができます。このサイトがそれです。

自分が詳しく知っているものがあれば、そこに何か制限を加えて、サイトの規模を小さくできないか、と考えてみてください。

自分が調べたことを書く

自分が調べたことを書く、という方法もあります。

もとから知らなくても、必要に迫られて何かを調べたことはあるでしょう。いろんな本やサイトを見て回って、あれこれ調べて大変だった経験はないでしょうか。それをそのままテーマにしてしまうのもいいでしょう。

例えば、僕は最近電子レンジを買ったのですが、電子レンジを買うにあたり、どういうことを考えないといけないか、どんな機能があって、どのようなことができるのか、といったことについて色々調べました。それを一つのサイトにまとめれば、電子レンジを買う他の人にも役立つかもしれません。

その場合には、何か一つプラスアルファの制限を加えてみたほうがいいでしょう。

例えば、「電子レンジ+一人暮らし」とか、「電子レンジ+お弁当」とか、「電子レンジ+加熱の仕組み」などというようなものです。このような切り口を入れることで、サイトの差別化ができますし、訪問客のニーズにあった記事が書けるようになります。

電化製品の販売サイトでも、電子レンジの選び方くらいは載っているでしょう。それらと似たようなものを書いてもあまり意味はありません。

しかし、例えば、一人暮らしの人向けなら、大きいサイズははじめから対象外にすればいいし、高機能なレンジもいらないでしょう。初めから選択肢を狭めてあげることができます。

また、網羅的に商品や機能を紹介するよりも、狭い部屋にどうやって電子レンジを置くかとか、どんなコンビニの弁当が温められるか、充実している冷凍食品の紹介などのような情報の方が、参考になるかもしれません。

汎用的な記事を書けば大手のサイトと競合しますが、調べたことを自分のニーズの切り口で書く、自分が見た視点で書き直すことで、競合しにくいページができあがります。

自分が始めたことを書く

自分が何かを始めたことも、テーマにしやすい内容です。

例えば、これを見てみてください:俺達のゴルフはまだ始まったばかりだ!。これは僕が作ったミニサイトの一つです。ゴルフ初心者が経験者から怒られない程度にコースを回ることを目指すという、とてつもなく意識の低いゴルフサイトです。

ゴルフサイトと言えば、どうやってクラブを握るか、どうやって打つか、みたいな話になるのが普通だと思います。

しかし、ゴルフを始めたばかりの人にとっては、それは早すぎるんですよね。なぜなら、まともにボールが当たらないからです。

そこで、自分がゴルフを始めたばかりのころを思い出して、「こうしておけばよかったな」ということを洗い出して作ったのが上のサイトです。

これを大手ゴルフサイトが作れるかというと作れないですよね(レベルが低すぎるので)。そこが差別化にもなっています。

自分が何かを始めたとき、いろいろわからないことや壁にぶつかることがあります。誤解していたこと、思い込んでいたこともあるでしょう。こうしたことをまとめていくと、別の初心者にとって役立つかもしれません。

熟練者にはわからない、初心者だからこそ書ける記事というのがあります。別に書く記事すべてが専門的である必要はないんですね。

自分が書いたことを書く

自分が書いたことを書く、とは少し変な文章ですが、ようは、自分が過去に書いたものをスピンオフさせるということです。

もし、今、何かメインのブログを持っているなら、そのブログの1つのカテゴリーを再整理してスピンオフできないか考えてみましょう。

また、ある記事へのアクセスが多いなら、それを膨らませたり、別の切り口で書くこともできるでしょう。

例えば、僕は雑記ブログ「今日も8時間睡眠 」を更新しているのですが、その中の記事:英語を話せない男が、外資系企業で働いて得られた学び という記事が結構なアクセスを集めました。これをきっかけとして、初級のビジネス英語をまとめた なかけんの最弱ビジネス英語 というミニサイトを作りました。

このように、過去に書いたことがあるものをリライトして、一つのミニサイトに仕上げることも可能です。同じネタでも、切り口を変えることで、新しいサイトとして生まれ変わらせることができるかもしれません。

ブログはブログで続けていけばよく、ミニサイトは作って放置できるので、後はアイデアと勢い次第で新しい道が開けるでしょう。

ミニサイトのテーマのしぼりこみ方

ミニサイトで扱うテーマを決めるときには、テーマのしぼりこみも行いましょう。

ミニサイトは、サイトのサイズを小さくするために、テーマを限定したほうがいいです。一般的には、「あれも入れたい、これも入れたい」となって内容が肥大していきやすいのですが、いろんな条件を入れて、限定してみましょう。

上で見た「テーマの切り口」の中でもいくつか出てきていますが、次のようなしぼりこみ方が考えられます。

テーマのしぼりこみ方
  • エリアでしぼる
  • 対象者の属性でしぼる
  • 時間でしぼる

エリアでしぼるとは、場所や範囲の制限を加えるということです。

例えば、キャンプをテーマにしたいなら、「都内からいけるところ」だけにするとか、「川の近く」だけにする、という具合です。

また、当サイトのように、サイト作りの中で「ミニサイト」だけにしぼる、というのも、ある意味ではエリアをしぼっているといえるでしょう。

対象者の属性でしぼるとは、年齢、性別、職業などといった属性の制限を加えるということです。

キャンプがテーマなら、20代と50代では、サイトの内容が変わるかもしれません。男性と女性でも変わるでしょう。「インドア派」とか「めんどくさがり屋」といった属性でしぼっても、おもしろくなるかもしれません。

上で紹介したゴルフサイトやビジネス英語のサイトは、ターゲットを初心者にしぼっています。初心者にしぼるのは、サイトが作りやすくなる制限の一つです。本でも、初心者向けばかりがあふれていますが、書きやすいからでしょう。

時間でしぼるとは、時間帯や時間などの制限を加えるということです。

同じくキャンプでいうと、平日に行けるところにしぼるとか、数日間滞在できるところにしぼる、という具合です。

また、本当はすごく時間がかかることを、短期間で最低限のクオリティでやる、というしぼりかたもできるでしょう。本でも、「10日でマスター」とか「3時間で復習」とかがありますが、これらと同じようなしぼりかたです。

他にも、「金額でしぼる」(安いもの、高級なもの)といった制限方法など、いろいろ考えられます。

テーマをしぼることでに対象者は減るかもしれませんが、その分、対象者の食いつき方はよくなると思います。

おわりに

ここでは、ミニサイトのテーマについて見てきました。いろいろな切り口で考えることで、ミニサイトのテーマを見つけることができるでしょう。

テーマを設定したら、次はコンテンツの洗い出しを行いましょう。次のページ で詳しく見ていきます。