公開後に確認しよう
ここでは、ミニサイトを公開してから確認していく内容を見ていきます。
ミニサイトを見てみよう
ミニサイトを公開したら、実際にミニサイトを見に行きましょう。自分の PC で編集しているときは正しく表示されていたのに、ネットで見たらおかしくなっているケースはあります。
サブドメインや SSL証明書の設定が遅いためにサイトが表示されないことがあります。この場合、正しく反映されるまで、数時間程度かかることもあります。しばらく待ってみて、それでもおかしければ、サーバーの設定が何かおかしくないか、確認してみましょう。
また、スマホやタブレットで見てみたり、別のブラウザ・OSで見て、サイトが正しく表示されているかも確認しておきましょう。
アクセス解析を見てみよう
ミニサイトを公開したら、自分でアクセスしてみて、アクセス解析にきちんと反映されるか見てみましょう。自分のIPアドレスを集計対象外にしている場合は、スマホで Wi-Fi を使わずにアクセスしてみて、様子を確認しましょう。
ミニサイトを公開して何日たってもずっと0人のままだったら、何かおかしいと気づけるかもしれません。しかし、その場合、途中の期間は計測できていなかったことになります。
「計測できてなくて0人」と「計測できていて0人」とでは大きく意味が異なるので、公開したらすぐに確認しておきましょう。
シェアボタンを確認しよう
ページにシェアボタンを追加した場合は、実際にボタンを押してみて、シェアボタンがきちんと機能するか確認しましょう。ローカルで作業していたときにも確認するかもしれませんが、本番用のURLで確認することが大事です。
設定がミスっていて、共有してもらう機会を失っていたらショックですね。公開してすぐに共有してもらうことは少ないかもしれませんが、何が起こるかはわかりません。これも機会損失を減らすため、公開したらすぐに確認しましょう。
フォームを確認しよう
もし問い合わせフォームなどを追加した場合は、正しく機能するか確認してみましょう。
せっかく問い合わせメールを送ってもらっても、それが壊れていたら台無しですね。信頼を失ってしまうことにもつながってしまいます。公開してすぐに確かめたほうがいいでしょう。
広告を確認しよう
広告を追加している場合は、広告がきちんと表示されているか見てみましょう。
Google AdSense の自動広告であれば、表示されるようになるまでだいぶ時間がかかります。そのため、公開直後に見ても何も表示されないかもしれません。ですので、しばらく時間をおいてから、再度確認してみましょう。
また、アフィリエイトの場合、サイトを公開してからでないと設定できない広告もあります。審査のある広告などです。こうした広告を貼り付けたい場合は、公開後すぐに申請して、承認されたら広告を追加しましょう。
宣伝しよう
ミニサイトを公開してしばらくの間は、なかなかアクセスは増えません。検索エンジンにミニサイトが認知されるまで時間がかかるからです。
ミニサイトとは? で、「ミニサイトは放置できる」と書きましたが、実際にはしばらく放置したほうがいいです。苦労して作った割に、作った直後はアクセスが伸びず、がっかりしてしまうからです。
自分のブログやツイッターがある場合は、宣伝しておきましょう。ブログの読者やツイッターのフォロワーが想定読者になっていないケースもありますが、ミニサイトへリンクを張っておくことは大事です。検索エンジンの巡回も早まるかもしれませんし、SNS からアクセスが来るかもしれません。
余裕があれば、ミニサイトを公開しよう の最後の方で紹介したサイトマップを作り、Google Search Concole に登録しておくといいでしょう。さらに、検索エンジンの巡回が早まり、検索されやすくなります。
おわりに
ここでは、ミニサイトを公開した後にすべきことを見てきました。公開直後はまだやる気があるので、勢いでやってしまいましょう。
後でやろうと思っていると、手につかないまま時間が過ぎてしまう可能性があります。アクセス解析や広告などは過去には戻れないので、忘れずに確認しておきましょう。
次のページ では、ミニサイトを作った直後ですが、新しい別のミニサイトを作ることについて、見ていきます。